メルセデスベンツ「Aクラス」にはEV計画は無し。2種類のPHVモデルをラインナップ?
新型「Aクラス」には2種類のPHEVがラインナップ予定
メルセデスベンツの新型エントリーモデル「Aクラス」について、自動車ニュースサイトAutocarが報告した(メルセデスベンツの)内部文書によると、「A220e 4Matic/A250e 4Matic」の2種類のPHEVモデルがラインナップされると判明しています。
おそらく、どちらもダイムラーとルノーが共同開発した排気量1.3Lエンジンと電気モータを搭載すると思われ、内燃機関は前輪に動力を供給し、電気モータは後輪に動力を供給することが考えられています。
2種類の違いはパワー差のみ。EV計画はサブブランドの存在でほぼ計画無し
なお、「A220e」と「A250e」の唯一の違いとしてはパワーのみで、内燃機関での最高出力がそれぞれ136hp/163hpを発揮し、電気モータのみの最高出力がそれぞれ共通の90hpを発揮すると言われています。
ただ、新型「Aクラス」のPHEVモデルがデビューする時期は不明ながらも、今年の10月に開催のパリオートショー2018にて登場する可能性が高いとイギリスの自動車ニュース誌は報じています。
PHEVパワートレインは、「Aクラス」のハッチバックに限定されるわけではなく、同じプラットフォームをベースとする次世代「Bクラス」や「GLBクラス」といったコンパクトモデルにも適用することが考えられています。
ちなみに、排ガス規制問題に最も貢献するであろうEVモデル(ゼロエミッション版)については、メルセデスが新しい電化EQサブブランドの開発に集中することから全く計画化されていないとのことです。
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Reference:CARSCOOPS